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2019年12月11日

山形市理科教育研究会

【山形市理科教育研究会】第2回 親子科学あそび教室 音であそぼう

11月30日(土)に第2回 親子科学あそび教室を実施しました。

 

今回は35組の申込みがありました。テーマは「音」。

山形大学の学生にも協力してもらい、初めに音が伝わる様子を確かめました。

学生4人が離れて縦1列に並び、音が聞こえたら手を挙げてもらいました。

同時ではなくちょっとした時差で順番に手が挙がる様子に、その差に気づいた人たちから「おー」という感嘆の声が上がりました。

 

その後、音を出している物は振動していることや振動するものの長さの違いで音の高さが変わることを知るために、2つの工作をしました。

1つめはストロー笛と紙コップベースです。ストロー笛は吹くのが難しいかと思いましたが、一息目で鳴らせる子もいました。太さの違うストローを重ねたり、穴を開けて音の高さを変えたりと、こちらが想像していた以上に、上手にいろいろな高さの音を楽しんでいました。糸電話片耳バージョンの紙コップベースは音の高さの変化を楽しんだ後で、お互いの糸を掛け合って糸電話にしたり、それを3人で話せるようにしたりと次々と工夫して遊んでいました。糸の振動を感じ、その糸を直接耳につけることで音が聞こえることを発見した子もいました。

 

もう1つの工作は、ぐるぐるヘビのおもちゃです。紙コップに伝わる音の振動で、発泡ビーズを飛ばしたり、モールのヘビを回したりして遊びました。ストローの切れ端を乗せたり、土俵に見立ててモール同士を戦わせたりと、こちらも様々な工夫をして楽しんでいました。「これ音のおもちゃかなー?」というつぶやきがあったので、息を吹いても動かないことをみんなで確かめて、また一歩、探究的な学びに近づきました