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中谷財団事業紹介 活動Now!
2022年08月29日
国立大学法人 山形大学
【国立大学法人 山形大学】理科マイスターの教育プログラムの活動報告

山形大学では、小学校教員の理科授業に関する資質・能力の質保証の取り組みとして「理科マイスター」の資格を関係機関と協力して創設し、資格取得のための教育プログラムに取り組んでいます。
その活動の一環として5月14日(土)に、「プログラミング教育の基礎」を実施しました。
この教育プログラムでは、「プログラミングの楽しさを体験する」、「プログラミングを知る」、「プログラミング的思考力を養う」ことを目的にした「プログラミング教育の基礎」講座を行いました。
具体的な目標として「フローチャートが書ける」と「正N角形が描ける」を設定しました。
5月28日(土)には、「フィールドワーク 火山と火山噴出物」を実施しました。
この教育プログラムでは、蔵王火山(お釜周辺、滝山)の火山噴出物や火山地形を見学し、火山噴火について理解することが目的です。まず、エコーラインの大露頭(馬の背火口噴出物)全体が見える所から露頭のスケッチを行ったあとに、露頭に近づいて火山噴出物(スコリア、火山弾、層状構造等)を観察しました。
また、6月4日(土)には、「プログラミング教育の応用」を実施しました。
この教育プログラムでは、「プログラミング教材を使用しながらプログラミングの基本的な文法を習得する」、「理科授業に使える各種センサー応用」などを目的にした講座を行いました。小学校の理科教科書などに例示されているセンサー応用について、プログラミング教材のMESHやLego WeDoを使いながらプログラミング体験しました。
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エコーラインの大露頭に近づいて火山噴出物を観察
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MESHを使ってプログラミングする様子