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中谷財団事業紹介 活動Now!
2019年12月03日
宇都宮市立陽南中学校
【宇都宮市立陽南中学校】陽南理科研究活動 ~マイコンボートと身近なセンサ技術の利用を考える~
昨年度はモノ作りとセンサの応用をテーマにセンシングカーを作ることで実現しました。
本年度は助成金を受けて研究活動したい希望生徒を募り、IOTと関連付けた生活の諸問題を自ら解決していくことを目的とし、陽南理科研究活動がスタートしました。
理科研究活動の中心となった3年生が昨年度から取り組んでいる自動車事故を無くすにはどのようにすればよいかをテーマに「センシングカーの開発とECUシステムの構築」をテーマに自由研究を行い、日本学生科学賞栃木県展覧会では優秀賞をいただきました。
夏季勉強会では、プログラミングに参加したい生徒が増え、Society5.0等の超スマート化社会において求められる能力や近未来に従事する仕事がどのように変わっていくかを考えた後、STEM教育の一環としてマイコンボートを自分の意思で自由自在に動かす方法や目的達成に向けた開発フローを考えました。
冬季勉強会ではプログラミングに触れた生徒たちが実際にマイコンボードを使って医療や福祉、高齢化社会、事故の起こらないまちづくり等個々に課題を設定し、研究や開発に取り組んでいきます。
今後必要とされるまだ世の中にないものを作る「新世代innovation」を中学生ながら起こしていくことが目標です。