公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

令和3年度 第14回 中谷賞授賞式

2022年2月25日、令和3年度 第14回中谷賞受賞者を決定し、授賞式を行いました。
授賞式で講演いただいた各先生の動画をご覧いただけます。

中谷賞 大賞

浦野 泰照
東京大学 大学院薬学系研究科 教授
医学系研究科 教授
研究題目
化学蛍光プローブの精密開発に基づく、
革新的生体・医療イメージング技法の創製
研究概要
化学蛍光プローブの精密設計を基に、生きている状態で観測対象生理活性分子を可視化する革新的生体・医療イメージング技法を創製しました。これによりがんが疑われる部位に散布することで可視化が可能となり、外科、内視鏡手術をサポートします。

中谷賞 大賞

後藤 信哉
東海大学 医学部内科学系循環器内科学 教授
東海大学 大学院医学研究科代謝疾患研究センター センター長
研究題目
個別最適化治療を可能とする
医工計測情報の革新的多次元解析技術の開発
研究概要
循環器病と診療、教育、研究と高性能コンピューターの情報工学研究を連成し、個別最適化治療を可能とする医工計測情報の革新的多次元解析技術を開発しました。臨床例から取得した多次元医工計測情報と未来の臨床イベントリスクの定量的相関関係の解明に成功しました。

中谷賞 奨励賞

上村 想太郎
東京大学 大学院理学系研究科生物科学専攻 教授
研究題目
タンパク質翻訳過程の1分子実時間可視化
研究概要
次世代シーケンサー技術を独自に応用し、タンパク質の翻訳反応の1分子可視化を達成し、リボソームの新しい翻訳メカニズムを解明しました。あらゆる生命現象の本質を可視化する技術に応用可能で医工学分野への貢献が期待されます。

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