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2018年01月30日 アドバンスト

カリフォルニア州UCDavis校滞在記

UC Davis大学で研究するようになって、はや1週間が過ぎました。

カリフォルニア州Davis市は人口6万人の小さな街で、そのうち約半数が学生です。

アメリカで一番博士号取得者の人口密度が多いという噂も聞きました。

街はとても安全で、夜でも一人で歩いて買い物に行けます。主な交通手段は自転車で、多くの老若男女が自転車に乗っています。ベビーカーも自転車に連結されていて、驚きました。自動車も日本よりも格段に歩行者に優しく、信号のない横断歩道は必ず止まって渡らせてくれます。この街でもっとも多い犯罪は、自転車泥棒らしく、短時間でもみんなしっかり自転車を施錠しています。

人口構成はアジア系が多く、どこのスーパーに行ってもアジア系の食材が買えます。日本人の私にとってはすごく過ごしやすいです。

今は雨季ですが、ほぼ雨は降っていません。毎日快晴で、最高気温も20℃を超える日々が続いており、半袖で過ごしている人も多いです。今は2月ですが、日本でいう3月下旬くらいの感じで、非常に快適です。

UC Davis大学は圧倒的に敷地面積が広くキャンパス内の建物間の移動は自転車がないと厳しいです。

 

キャンパス内にカフェテリアがあり、$3〜8くらいで昼食が購入できます。私は、9時ごろにラボにつき、ずっと実験をして、終わり次第18時〜19時くらいの帰る生活をしています。ラボには4人の学部生がいて、毎日実験をしています。

ラボ以外に授業や卒業設計があるのにしっかり長時間実験をしていて圧倒されます。土日も勉強や実験に費やしているようです。

宿泊先はAirbnbで探しました。

ラボから自転車で20分程度の場所にあります。家から歩いていける距離にスーパーがあり、とても便利です。また、ラボからの帰り道にダウンタウンに寄り道することもできます。

ダウンタウンは歩いて半日程度で回れる規模のもので、個人経営のお店も多いです。Davisの方は、大型ショッピングモール建設などに反対派の人が多く、「小さい街」の姿を大事にされているようです。他の地域に比べて、比較的価格の高いオーガニック食品を扱うスーパーの数も多いようです。

やっと時差ボケも治り、この新しい土地にも慣れてきて、日本人留学生の友人もできました。

 

これまでは毎日を生き抜くのに精一杯でしたが、これからはもう少し余裕を持って、いろんなことを感じたり、考えたりすることを大事にして残りの日々を過ごそうと思います。