公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

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2019年02月27日 アドバンスト

カリフォルニア州 UCDavis校滞在記

UCDavisへ来て約2週間が経ちました。

私はBiomedical engineeringの山田先生のもとで約6週間お世話になります。

 

カリフォルニア州は暖かいイメージがあるので私は半袖のTシャツばかり持ってきましたが、Davisは北カリフォルニアにあるので日本と変わらず寒いです。まだ一度も半袖は着ていません。

平均して気温は15℃くらいですが風が強い日が続いています。日中は過ごしやすいです。

街自体は小さく、治安も良いです。

ラボの学生もDavisはカレッジタウンだよと教えてくれました。

ダウンタウンにはカフェや飲食店、スーパーなどがいくつも並んでいます。またこの街は自転車での移動が主な交通手段でBIKELANEという自転車専用道路も設置されています。学生や子供から大人までみんな自転車に乗っています。

また先週はサンフランシスコ、ナパ、スタンフォード大学を訪れました。カリフォルニアらしく快晴でとても良かったです。

大学の方はとても広く施設も整っています。

最初はかなり大学内を迷いました。生徒数も日本の大学と比べるとかなり多く、ランチの時間になるとたくさんの人で賑わっています。また大学のインターナショナルセンターに行くと日本語が聞こえてくるので日本人の留学生も比較的多いようです。

 

ラボでは細胞運動性と亜鉛イオンの関係について顕微鏡を使って調べています。

大体朝9時から18時くらいまで実験をしています。今の専攻は物理なので最初はすべてが初めてで慣れないことばかりでしたが先生、ラボのメンバーに親切にサポートしてもらい実験しています。

 

勉強すること、実験する内容が新鮮でとても楽しいです。プロジェクトについては言われたことだけでなくなぜそのように考え、自分はどういうことがしたいのか先生に伝えることを心がけています。また自分から実験に積極的に取り組むようにしています。こちらの学生は学部生でも授業の合間や終わりにラボに来ているようで日本の学部生ではそういう姿勢は珍しいので、本当に感心しました。ラボの学生によると、学部生のうちからラボに所属し、インターンに参加しているようです。また学生はパソコンを開けて常に勉強しています。学生の意欲的な姿勢がとても刺激的です。

Davisには何人か日本人の先生がいらっしゃいます。

オフィスを訪ねて海外で研究者として働くことについて、また研究内容をお伺いしたいと考えています。

 

自分の考えや思いがなかなか伝わらない悔しさもありますが、残り1か月あきらめず頑張りたいです。またこのアドバンスプログラムの経験ももとに自分の将来のキャリアを考えたいです。