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2024年12月27日第3回 長期大型研究助成(東京大学・佐久間 一郎教授)の最終成果報告会が開催されました
2020年4月、中谷財団の第3回長期大型研究助成事業により、東京大学 臨床生命医工学連携研究機構の下に「寄付研究部門 次世代臨床医用計測技術研究ネットワーク拠点」が設置されました。同寄付研究部門は、未知のニーズを疾患研究に基づき明らかにすることで、診断・治療支援のための革新的な生体計測技術とその利用技術の開発を行うことを目的として、この5年の間に19の研究課題を立ち上げ、現在も推進中です。
2024年12月7日、同寄付研究部門の約5年にわたる活動を総括する最終成果報告会が、東京大学 伊藤謝恩ホールにて開催されました。
東京大学理事・副学長の齊藤 延人氏の開会挨拶に始まり、19のうち10課題の各代表者から研究成果が報告され、活発な質疑応答が行われました。
佐久間教授からは、「中谷財団から提供された5年間の長期大型助成事業により,学内外の医学・工学研究者の広範なネットワーク形成がなされ,研究環境の整備が進み,東京大学臨床生命医工学連携研究機構における医工学研究拠点整備がなされました。」と総括されました。
中谷財団の5年間の助成による成果を踏まえ、次世代臨床医用計測技術研究ネットワーク拠点のさらなる発展を祈念いたします。