2019年、中谷財団の第2回長期大型研究助成を受け、奈良県立医科大学に「生体5次元インフォマティクス国際統合ハブ（V-iCliniX講座）」が佐藤匠徳教授（寄附講座）により設立されました。以来5年間の活動を総括する最終成果報告会が、2月16日に奈良県立医科大学厳橿会館にてハイブリッド形式で開催されました。

当日は、奈良県立医科大学の細井裕司理事長・学長をはじめとする50名近い現地参加者に加え、オンライン参加も含めて70名近い参加者がありました。

最終報告会は、”V-iCliniX and Beyond”と題し、プロジェクト成果の発表に加え、これから奈良県立医科大学がどのように新たなサイエンスおよび世界を拓いていくか、を大々的に発信する会となりました。

中谷財団の家次恒代表理事および佐藤匠徳教授の挨拶に始まり、午前中は共同研究者の先生方による5年間の成果報告、午後からは奈良県立医科大学の森英一朗准教授をはじめ、このプロジェクトの後継者となる先生方による計14件の発表があり、活発な質疑応答が行われました。

5年間の助成の成果を踏まえ、本プロジェクトが今後大きく発展されることを祈念いたします。