2019年、中谷財団の第2回長期大型研究助成を受け、佐藤匠徳教授が奈良県立医科大学に「生体5次元インフォマティクス国際統合ハブ（V-iCliniX講座）」を設立されました。以来3年余の活動を総括し、今後の展望を俯瞰する中間成果報告会を、10月24日(月) 9時より国際シンポジウムとしてハイブリッド形式で開催されます。

本シンポジウムでは、米国医用生体工学会のCindy Reinhart-King会長による基調講演に続き、佐藤教授はじめ共同研究者の先生方および学生が講演・発表します。本シンポジウムはすべて英語で行われます。

ご興味のある方はどなたでもオンラインでご聴講いただけますが、事前のお申し込みが必要です。
下のリンク先よりお申し込みください。
The 2nd International Symposium on Human InformatiX – Sensing, Modeling and Controlling Omics in Biomedicine (atr.jp)

なお、新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、現地参加は原則として発表者および関係者に限定されています。
どうしても現地参加をご希望の場合は、メールにてシンポジウム事務局（tns-sec@atr.jp）にお問い合せください。

【佐藤匠徳 先生のプロフィール】

1985年に筑波大学生物学類を卒業、1988年に米国ジョージタウン大学神経生物学専攻を修了してPh.D.を取得。

米国スクリプス研究所、ロッシュ分子生物学研究所、ハーバード大学医学部助教授、テキサス大学サウスウエスタン医科大学准教授、教授を経てコーネル大学医学部Joseph C. Hinsey Professorに就任。

2009年、コーネル大学医工学研究科教授および豪州センテネリー研究所教授を兼任のまま帰国、奈良先端科学技術大学大学院バイオサイエンス研究科教授を経て科学技術振興機構（JST）ERATO佐藤ライブ予測制御プロジェクト研究総括、国際電気通信基礎技術研究所 佐藤匠徳特別研究所 特別研究所長、Karydo TherapeutiX株式会社代表取締役をいずれも兼任しながら、2019年に奈良県立医科大学「生体5次元インフォマティクス国際統合ハブ（V-iCliniX）」教授（寄附講座）に就任。

1998年～2001年American Heart Association, Established Investigator Award、2005年日本心血管内分泌代謝学会高峰譲吉研究奨励賞、2006年論文被引用総数世界トップ1%サイエンティストなど受賞多数。