第2回長期大型研究助成に採択された佐藤匠徳氏を教授（寄附講座）とする「生体5次元インフォマティクス国際統合ハブ（V-iCliniX）」*の設立にあたり、奈良県立医科大学において5月16日にキックオフシンポジウムが開催されました。

* V-iCliniX：Virtual Human InformatiX Clinicの略

当日は奈良県立医科大学の細井裕司理事長・学長のご挨拶に続き、佐藤教授から本研究の目的、意義と今後の活動計画が発表された後、共同研究者の先生方および奈良医科大学を中心とした関西文化学術研究都市の取り組みがそれぞれ紹介されました。

他機関の研究者等を含めて300名を超えるご出席があり、本研究の目指す「AI・バイオ・工学を融合させ、新しい概念である『生体5次元情報』を解読する医工計測技術を創出する『知・もの・人』づくり計画」に対する期待の高さと全学を挙げて支援するという奈良県立医科大学の意気込みが窺われました。