公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団 公益財団法人 中谷医工計測技術振興財団

事業紹介 次世代理系人材育成プログラム助成

大学や高等専門学校が企画する、科学技術への感心が高い中学生の多様な興味関心を汲み取って伸ばす体系的なプログラムに対して助成する事業です。

募集要項

公益財団法人中谷医工計測技術振興財団では、将来を担う子どもたちの論理的思考力や創造性を育み成長させることが、科学技術の発展はもとより我が国の発展に寄与するものと考え、小学校、中学校、高等学校における科学教育振興を目的とした取組みに対して助成する事業を実施しています。
この度、理数系に優れた資質を持つ中学生を発掘し、一人ひとりの多様な興味関心を汲み取って伸ばし、将来科学技術分野で活躍する人材を育てる体系的なプログラムに対して助成する事業を追加いたしましたので、以下のとおり募集いたします。

名称
次世代理系人材育成プログラム助成

   

内容

主実施機関が地域拠点として他教育研究機関、科学系博物館等と連携して、理数系に優れた資質を持ち、理科への関心が高い中学生を、教育委員会の協力を得るなどして地域で募集・選抜し、子どもたち一人ひとりの個性や特徴、多様な興味関心を汲み取って伸ばし、将来理系分野で活躍する科学的リテラシーの高い人材を育てるための体系的・組織的なプログラムに対し助成します。

※優れた資質を持つ中学生に対し特に興味ある分野を見つけ掘り下げるプログラム、理科に興味のある中学生を更に理科好きにさせ、将来科学技術分野で活躍する人材を育成するプログラムを重視します。
※科学の体験講座やイベントなどの機会が少ない地域の理科教育活性化につながるプログラムを期待します。

  • 2024(令和6)年度 パンフレット   

  • 2024(令和6)年度 募集要項   

   ※2025(令和7)年度募集用は順次掲載します。

   

助成金額
年間最大500万円を最長5年間(計2500万円)

(最大年4件程度)

応募資格(主実施機関)
全国の国公私立大学・高等専門学校

※主実施機関は地域拠点として共同実施機関との連携や研究者とのネットワークを整備してください。

2025(令和7)年度助成の募集期間
2024(令和6)年10月1日(火)~11月20日(水)(期間厳守)

*当財団ホームページの応募サイトの申請フォームは、この期間のみアクセス可能です。
(マイページの取得はいつでも可能です。)

決定時期

2025(令和7)年3月上旬(主実施機関の実施担当者宛にご連絡いたします。)

助成期間

2025(令和7)年4月から2030(令和12)年3月までの最長5年間

対象受講生

中学校1~3年生
各年度における新規受講生徒数は特に定めませんが、2年目・3年目も自身の研究課題を追究するため継続参加する生徒へのサポートも想定して、受講生数を定めてください。

受講生の募集

受講希望者を学校の枠を超えて地域から広く公募し、受講生の意欲・能力を客観的に評価し選抜してください。
教育委員会の協力を得るなどして、募集が広く周知され、多くの生徒に機会が与えられるようにしてください。

教育委員会や科学館・博物館、科学オリンピックなど全国的な大会の実施団体等と積極的に連携し、広く推薦を受けるなど、潜在的な能力の発掘に努めてください。

応募方法

当財団ホームページにて、以下の方法でご応募ください。

  • ・当財団ホームページの「マイページ」よりログインし、申請書をダウンロードしてください。
    初めての方はマイページにユーザー登録し、ID・パスワードを取得してください。
  • ・申請書類を作成、ご捺印の上、PDF形式で提出(アップロード)してください。
  • ・ご応募の前には、必ずホームページの「よくあるご質問」をご確認ください。
申請書サンプル(正式な書類は応募サイトからダウンロードしてください。サンプルでの応募はできません。)
  • 助成申請確認書   

  • 次世代理系人材育成プログラム助成申請書(サンプル)   

審査方法

審査委員会において審査選考し、理事会にて最終決定いたします。
一次審査として書類選考を行い、二次審査は一次審査を通過された機関に対し審査委員による面接審査を行います。
一次選考結果は年末年始前後にメールにて通知します。
面接審査の詳細は、一次審査通過機関にご連絡します。(面接審査日は2025(令和7)年1月29日(水)を予定)

運営体制

主実施機関にて運営会議を開催し、責任者・実施担当者・会計担当者・メンター等および共同実施機関・協力機関の担当者等にて定期的に運営体制やプログラム推進体制を協議、確認してください。また、その議事録のご提出をお願いいたします。運営会議には適時財団関係者もオブザーバーとして参加させていただく場合があります。事前に開催スケジュールをご連絡願います。
各助成年度12月末には、活動進捗状況と次年度実施計画を記載した「次年度計画書」と、助成金執行状況を取りまとめた「管理運営状況報告書」を、年度末には1年分の「成果報告書」と「会計報告書」を、それぞれご提出いただきます。
加えて、3年目に中間報告会を、助成終了時には最終報告会を開催していただきます。中間報告会には財団が設置する外部有識者による評価委員も出席し、中間評価を行います。評価結果によっては次年度以降助成の減額や中止をお願いする場合があります。

成果発表

受講生(中学生)の代表には毎年度1回、財団が開催する研究成果発表会にてポスター発表をおこなっていただきます。

その他
  1. 財団HPに掲載の最新のFAQと合わせてご確認ください。
  2. 研究指導の成果及び受講生の発表機会の創出のため、学会や各種大会にて積極的に成果発表されることを期待します。また、財団でも受講生研究発表会の開催やサイエンスキャンプの実施など、実施機関同士、受講生同士の交流の場の提供を順次計画していきますのでご参加ください。
  3. 受講生の募集や成果物作成、学会等での発表の際には中谷財団からの助成を受けている旨の記載をお願いいたします。

よくあるご質問

(参考) 企画プログラム例

地域の理数系に優れた能力を有する中学生、理科への興味関心が高く学ぶ意欲のある中学生を募集・選抜し、週末や夏季・冬季等の休暇中に、大学・高専が企画した研究の基礎を学ぶ講義や最先端研究者の講演、実験、施設見学、サイエンスを学ぶ上でのリベラルアーツなど、年間を通した体系的なカリキュラムを実施する。その中からさらに研究したい中学生を選抜し、学内外のメンターとマッチングさせ、それぞれの掘り下げたい研究のテーマの設定から、科学的なアプローチの仕方、結果のまとめ方、発表のしかたまでを指導する。また、科学系コンテストへの出場をサポートする。

お問い合わせ先

お問い合わせは、財団ホームページの「お問い合わせ」よりお願いいたします。

よくあるご質問